闇の中に咲くランの花 Ⅱ





奏「僕を止めたのって……ダレ?」


綾斗「金髪の女の子だ」


金髪?……ってことは!


奏「蘭!?蘭なんだね!蘭に会わせて!今すぐに!」


蘭が助けてくれたんだ!やっと蘭に会える!あの時のお礼が言える!

金髪で自分を止められる。そうなったら蘭しかいない。


綾斗「奏…実は蘭じゃないかもしれないんだ…それにその子はここにいない」


そう思ったのに僕の考えは簡単に崩されてしまった。


奏「え?蘭…なんでしょ?」


綾斗「金髪だったけど蘭蝶の格好じゃなかったし、口調が違ったから別人だろう…」


そんな…やっと会えると思ったのに…。

というか僕…また取り乱しちゃったんだ…昔、蝗龍に入る前に1回だけこうなった事があるんだ…これは蘭蝶…蘭との出会いに繋がる…