闇の中に咲くランの花 Ⅱ



奏side


奏「ん、んん?」


ここは…どこ?……白い天井…病院?

なぜ自分が病院にいてベッドに眠っているのか分からない。

どうにか思い出そうと思考を巡らせていると


カラカラ

綾斗「起きたか、心配させんなよ…」


綾斗が病室に入ってきた。

僕を見た瞬間、あからさまにホッとした表情をした。


奏「僕…どうして?」


分からないなら聞けばいい。なんだか頭が痛くて考えられそうにもないし。


綾斗「忘れたのか?また取り乱して人を殴り続けたんだ」


奏「殴り続けた人って…一般人じゃないよね?」


綾斗「あぁ奏を後ろから殴ったやつだ」


取り乱しちゃったんだ……………。アレ?取り乱した時僕を止めれる人はいない…