闇の中に咲くランの花 Ⅱ




綾斗「お前たち……蘭蝶に会ったのか?」


万里「はい!とってもカッコよかったです!」


愁「どこであったんですか?」


……俺が聞こうとしたのに…。愁も蘭が心配なんだろうな。


雪「俺たち昨日の夜、繁華街に行ってたんですけど、どこかの族の奴らにケンカ売られても足も出せなくなってたところを蘭蝶が助けてくれたんです!」


しかも繁華街かよ…。多分、俺たちが舞蝶と一緒に昼間に行ったところだろうな。こんなことなら行っておけばよかったな…


万里「その後近くの公園で手当をしてもらいました!……でも変なこと言ってたっけ?」


綾斗「変なこと?」


万里「あ、はい。俺が『蘭蝶ですよね?』って聞いたら『もう蘭蝶ではないがな…』って言ってました…どうゆう意味でしょう?」