闇の中に咲くランの花 Ⅱ


愁「ほらな?

やっぱり俺の命より

会社の方が大切なんだろ?」


父「最後まで聞くんだ…

俺たちは愁を殺すつもりなんて

なかったんだ…

条件を飲んだふりして

その組を潰そうと考えたんだ。

でも、ソイツらは殺すのを

手伝うと言い出して…………」


愁「それで殺そうと?」


父「違う…さっき愁に聞いたよな?

俺達のことが嫌いかって…」


聞いてきたな…


それと何の関係があるわけ?


父「いつ言い出すか迷ってたんだが

俺たちのことを嫌いじゃないって

わかったら言おうと思ったんだ…

あの計画は実行しないって」


愁「もしその場で俺が好きじゃない

って言ったら殺したのか?」