闇の中に咲くランの花 Ⅱ




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(ココから愁の敬語が入るのは会話の時だけです。)



俺は水野財閥の息子としてあとを継ぐことになっていた

だから『名前に泥を塗るような行動をしてはいけない』そう言われ続けた

小さい頃…小学3年ぐらいの頃から……




先生「水野!ちょっと来てくれ!」


愁「なんですか。」


学校に着き、鞄の中身を整理しているといつもより早く教室にやってきた先生に声をかけられた

嫌な予感がしつつも、先生のもとに近づいた


先生「今日、転校生が来るんだが学校案内を頼んでもいいか?」


案の定、頼まれたのは面倒事。

嫌の予感っていうのは当たるんだよな。めんどくせぇな。もう中学生だろ?転校生の案内とか必要なくね?

なんて、そんなこと言えるはずもなく…


愁「いいですよ」ニコッ


いつものように笑顔で『OK』の返事を返す。

この反応が悪循環を生み出していることは理解している。だけど、そうするしか俺に選択肢はない。


先生「助かるよ。それにしてもこの前のテストも良かったな!さすが水野財閥の後継者、将来が楽しみだ!」