闇の中に咲くランの花 Ⅱ




あれ?人がいる?

目をよく凝らしてみると、水の置いてあるテーブルの近くに既に先客がいたようだ。


?「……………蘭ですね?」


この声と敬語は…愁か?

近づいていくとだんだん愁の顔が見えるようになってきた。


蘭「そうだけど…どうした?こんな時間に………」


時計は見てないけどまだまだ暗いから夜中くらいだと思う。


愁「あまり寝られなくて…。蘭こそどうしたんですか?」


蘭「あー、ちょっと気分が悪くてな…水を飲みに来たんだ」


そう言って私は紙コップの中に水を入れて、少しずつ飲んだ

ふぅ…生き返る…。気持ち悪いの治ってきたな


愁「そうなんですか…そうだ、ちょっと外で話しませんか?」


蘭「お、いいぜ」


外の空気も吸いたかったし丁度良かった。