闇の中に咲くランの花 Ⅱ



潤「“なに?”やないで!何ちゃっかり膝枕してもらってんねん!」


起き上がり蘭の隣でソファにもたれかかった翔希に潤が近づいて、胸ぐらを掴むと前後に揺らした


翔希「王様ゲームだから仕方ないじゃん…恨むなら命令した海を恨めば…」


海「ちょっ!なんで僕に振るの!起こした時に起きなかったのは翔希じゃん!」


翔希「…………起こされてない」


おい、妙な間があったぞ。やっぱり起きてたんじゃないか?気づいてたんだろ!?


潤「もう!ズルイズルイ!なんでワイがおらん間に!」


そう言ってさっきよりも激しく翔希を揺らす潤。翔希は痛くも痒くもないという顔をしていた。

だけどお前ら、それをやってる場所がどこか確認しろ?


綾斗「お前ら静かにしろ…蘭が寝てんだぞ」


蘭の隣だ。ソファが揺れて大きな音が聞こえてきたら起きちまうだろうがよ。


パンパンッ

愁「ではもう寝ましょうか。そうすれば少しは静かになるでしょう」


すると一旦静かにさせるため、愁が手を叩きそう提案した。

あぁ。それがいい。下っ端たちも所々で酔いつぶれてるし。何よりこのまま起きてると酔っぱらいが出てウザ絡みされそう。


奏「じゃあ僕、蘭の隣で寝る!」


楓「ダメ!ズルイ!抜け駆け禁止!」


結斗「そうだぜ!そうだぜ!禁止だぜ!」