闇の中に咲くランの花 Ⅱ



いや、『やだ』って言ってたから絶てぇ意識はある!起きてるに決まってる!クッソ、後で殴る。


蘭「ふぁ~じゃあ次で最後にするべ」


その体勢でやるつもりなのか?

特に気にした様子もなく、蘭はペン立てをみんなに向けた。


蘭「みんなクジを戻すんだべ~」


カラカラカラ

蘭「じゃあいくべ?せーの~」






「ヤッタ!ヤッタ!王様だ!」


そう言ったのは春兎


春兎「じゃあね…フフッそうだ…」ニヤニヤ


なんか企んでねぇか?笑顔が黒いんだよ…。


春兎「フフッ1番の人は










今すぐ好きな人暴露!」


好きな人暴露?いや、もうそんなのだいたい分かりきってんだろ。ここにいる殆どは蘭のことが好き。

っていうか、それって告白しなきゃならねぇパターンか?だよな!違うやつの名前言うわけにいかねぇし。

とりあえず番号確認するか……。うん、12番だな。大丈夫だ。


蘭「ぁあ!1番だべ~」


「「「はぁぁあああ!?」」」


いやいやいや、だからさっきからゲームに参加したいだけだろ!


綾斗「11番とかじゃないか」


蘭「1番だよ?」


綾斗「7と間違えてねぇか?」


蘭「1番だよ」


綾斗「指で隠してないか…」


蘭「もう!1番だもん!」


流石にしつこく聞きすぎたか、またぷくっと頬をふくらませて棒を見せてきた。

そこにはちゃんと1番と書いてあった。

……………やめてくれ、蘭の好きな人が俺じゃなかったら失恋決定なんだよ…。