闇の中に咲くランの花 Ⅱ


いや、朔夜ぜってぇ蘭の番号見ただろ。後ろに立ってたらそりゃあ見えるよなぁ?

マジで蘭なのかよ…そう思って蘭の手元の棒を見ると……。

アレ?待てよ…これって………


綾斗「なぁ蘭?それ逆さまじゃね?」


何故か蘭は数字の書いてある方を上にせず、下にして見ていた。つまり


蘭「アレ?…あぁ!ホントだべ~!これは6番だべ!」


真反対から見ていたわけなので、本当の数字は6というわけだ。

ふぅっ…焦ったぜ…。


楓「えっ?じゃあ本物の9番は?」


蘭じゃなけりゃ誰でもいいか、なんて思っていると嘆きの声が聞こえた。


奏「い〜や〜だぁ〜!なんで僕が男相手にそんなことしなくちゃいけないの!?しかも朔夜だなんて…」


なんと本当の9番は奏だった。まぁ奏なら見られるか。

これが俺の兄貴あたりになるとマジで辛い。身内のそんな姿見たくねぇ。


朔夜「ゲッ!お前かよ…俺だってオメェだとは思わなかったよ!(蘭がよかったのによぉ~)」