闇の中に咲くランの花 Ⅱ




春兎「らーんーーー!!!」ギュッ


………この兄弟は蘭に抱きつかねぇと気がすまねぇのか?


蘭「あはは〜!春兎もいるぅ~可愛いねぇ」


酔っていても酔っていなくても蘭の春兎への対応はいつも通りだ。

そんなことを言いながらヨシヨシと頭を撫でている


愛「蘭ちゃんだぁ〜!楽しんでる〜?」


蘭「愛ちゃんだぁ~!!可愛いねぇ!」


愛「きゃっ!そのままそっくり返すよぉ!」


…………そういえば蘭が女と話してるところ見たこと無かったな。酔ってるからとはいえ、同性同士だとこんな感じになるのか?

ていうか、蘭って女友達いるのか…?心配だ


大地「蘭ちゃん!久しぶりやな!」


蘭「えっとね…………どなたですかぁ?」


大地「えぇええ!?愛のこと覚えてて俺のこと覚えてないの!?」


…………酔ってるから余計に本当なのか冗談なのか分からなくなる。


瑞樹「まぁ……ドンマイだな…大地」


蘭「あぁ!瑞樹ちゃんだ!こんばんわぁ~!」


瑞樹「っ!!!ちゃん付けすんじゃねぇよ!このクソアマが!」


いやいや、蘭にクソアマって言えるのすげぇな。そんなこと言ったら殴られるぞ?


蘭「えぇー?だって瑞樹っていい名前だと思うよぉ?」


瑞樹「えっ?」


蘭「私は好きだなぁ~瑞樹って名前!自分の名前に自信もっていいんだよ!」


うわ、この天然タラシ。また余計なライバル増えるじゃねぇかよ…。


春兎「あれ?(クンクン )蘭…酔ってる?」


そしてやっと気がついたのか春兎が蘭に水を飲ませようとする


蘭「酔ってなんかねぇよぉ?それよりみんなも王様ゲームするべ?」


しかし水をイヤイヤと嫌がったあと元の話に軌道修正した。


陸兎「王様ゲーム?」


春兎「するする!(ほかの奴らが蘭に何するかわかんないからな…)」


愛「私もぉ!蘭ちゃんと一緒にいたいし!」