闇の中に咲くランの花 Ⅱ




蘭「う~ん……じゃあ王様ゲームするべ〜?」


王様ゲーム?あの男集団でやっても楽しくねぇって話題のあれか?

前に下っ端が面白そうと言ってやっていたが、『こんなの合コンでやるから楽しいんだよ〜!』と嘆いていた。

まぁ今回はここに蘭と愛さんがいるから、楽しくないことは無いだろう。

まぁ王様ゲームをやったことないからあまり知らねぇけど。


楓は「クジは?」


蘭「う~ん…アイスのゴミでつくる!」


海「僕さっき食べたよ!」


楓「俺も持ってくる!」


奏「僕も~」


お前らもうアイス食ったのかよ…飯食えよ飯!


陸兎「らぁーーーーん!」ギュッ


すると、どこからが飛んできた陸兎が蘭に抱きついた。


蘭「陸兎だぁ~!」


いつもなら離れようとしたり殴ったりするのにお酒の力か、陸兎の方に体を預けた


陸兎「おぉ〜!名前呼んでくれた!感激だァァァァ!」


『しかも蘭から身を委ねてくれるなんて!俺は今日死んでもいいぞ!』なんてことを言って蘭に頬ずりをする。

…………兄妹だとしても、兄妹じゃないとしても二人の距離感には嫉妬してしまう。

十中八九、陸兎は蘭のこと妹と思ってないだろうし。