闇の中に咲くランの花 Ⅱ





貴史「蘭が事故った場所からして考え事してたかなんかで周りが見えてなかったってことだろ?」


さすが貴ちゃんだな…何でもお見通しって感じだよ


貴史「まぁ、無理には聞かねぇよ……今日は流星の見舞いだろ?いろいろ話してやれ」


蘭「わかった…」


カラカラ

それだけ言って私の頭を撫でると、病室を出ていった

そして私はベッドのそばにある椅子に腰掛けて、流星に話しかけた。


蘭「流星……元気にしてたか?今までお見舞い来なくてごめん…昨日まで記憶喪失だったんだ…。

…………私はもうみんなの前に現れることは二度とないと思う。だから、舞蝶のことは流星に任せてもいいか?後任くらいは指名しておかないと、示しつかないだろ?」


流星が目覚めないわけない。目覚めるって信じてるからお前に託すよ。

………私のこと、恨んでいいんだからな。