剛「ちょうどいい!そのまま翔希君は蘭ちゃんに膝枕してもらって」
多分丁度いいって、テーマに丁度いいってことだと思う。
そんでもって注文は膝枕。まぁ、体育祭の時に潤にやったし問題ない。
そしてベンチにやってきた私と翔希。
隣同士で腰掛けたが翔希は座ったまま私の膝に頭を乗せようとしない。
蘭「どうした?寝ないのか?」
翔希「………。寝る」
お、喋った。さっきまで首を振ることしかしなかったのに!
でもどうして寝ないんだ?………あ、もしかして遠慮?いや、もしくは膝枕が嫌…。
蘭「膝枕、いやか?」
嫌なのだとしたら、剛さんに言って変えてもらうのがいいと思った。
しかし、翔希は首がもげるんじゃないかってくらい首を横に振った
蘭「わ、わかった!わかったから首もげる!」
落ち着かせるように顔を両手で包むと大人しく目を瞑った翔希。
……マジで動物化してるな。
膝枕が嫌じゃないとしたら多分遠慮か?
そう思った私はそのまま翔希の頭を私の膝の上に乗せた。すると寝やすい体勢になるためなのか、足も全部ベンチの上に乗せ、ベンチに寝そべる形になった翔希。
そして髪の毛を撫でてあげると、直ぐに規則正しい寝息が聞こえてきた。
蘭「くくくっ、寝るのはえぇな。」
流石、眠れる森のクマさんだな。
ふと、顔に前髪がかかってるのが鬱陶しそうだったので避けてあげると
翔希「………んんっ」
私の手を握ると、握ったまま胸の辺りで止まりまた眠ってしまった
蘭「クスッ」
なんか赤ちゃんってこんな感じか?


