闇の中に咲くランの花 Ⅱ




剛「じゃあ自然な感じで話しててよ!じゃんじゃんシャッター切っていくから」


自然な感じ?どんな感じ?自然とか普通とか言われると急に出来なくなるよな。不思議と


海「自然にって…どうすればいいのかな?」


蘭「な。自然にって言われるとムズイよな」


うーん…いつも話してること話せばいいんだろうな?お菓子のこととか、バイクのこととか、帰ってからのこととか?


海「ねぇ………蘭は人を好きになったことある?」


そんなことを考えていると海から話題の提供があった。


蘭「なんだその質問…翔希かよ!」


まさか今日だけで同じこと聞かれるとは思ってなかった。なに?海ってば誰か好きなやつでもできたか?

あ、だからこの恋愛のテーマで喜んでたのか!


海「えぇ!?翔希がそんな質問を!?」


おぉ。ビックリするよな。私も質問されたとき疑ったな。

『あの女嫌いの翔希の口から!?』ってな。私よりも恋愛に興味無いと思ってたのによ


海「で?あるの?ないの?」


蘭「うーん、好きになった事はないと思うよ?多分」


海「え、なんでそんな不確定要素満載なの?」