闇の中に咲くランの花 Ⅱ




綾斗「前も来たけど…痩せてるな…」


あれから2年……。そりゃあ痩せるよな…。それに、丁度2年経つし…。近々峠だとか言われんのかな…。


蘭「なぁ、流星?私…舞蝶に戻ることにしたんだ……みんなが必要としてくれてたからさ」


私は近くの椅子に座って流星の手を握った


蘭「なぁ………早く起きろよ……あの日の返事してないし、あの日のお礼も言ってない。直接言いたいんだ…だから目を覚ましてくれよ……」


私は流星の手を強くギュッと握った。

どうか…神様なんて信じちゃいねぇけど…流星が早く目を覚ましますようにっ…。


ギュッ

蘭「えっ?」


い、いま。


愁「どうしたのですか?」


蘭「流星が……握り返してくれた?」


違う!気のせいなんかじゃない!