轍「(ある意味本気だったんだが…流されちまった…)じゃあ準備してくるわ……」


何故かしょんぼりとした轍は工具箱を持って部屋の奥へと行ってしまった。

……私、なんか余計なこと言っちまったか?


綾斗「何ひとりで百面相してんだよ」


車の置いてある車庫から出て、外に行く準備をするため部屋に戻ろうとしていると綾斗に声をかけられた


蘭「えっ!そんなに変な顔してたか?」


ただ考えてただけなのにな…。考え事すると私は変な顔するらしい。外では気をつけないと変なやつと思われるな。


奏「蘭!蘭!持ってくお菓子決まったよ!」


そんなことを綾斗と話していると、奏たちが袋いっぱいのお菓子を手に外からこちらに向かってきていた

おぉ、沢山買ったな。流星喜ぶぞ。


そして轍の用意してくれた車に乗って私たちは病院に向かった


轍「病院、着いたよ」


もう着いたんだ…。ま、ココから病院めちゃくちゃ近いし、そりゃそうか。

なんなら歩いて来ても良かったかもな。


蘭「ありがとな、轍!」ニコッ


轍「お、おう///流星さんによろしく言っといてくれっ///」