闇の中に咲くランの花 Ⅱ




翠「あぁ、海があの後…

『僕たちを闇から助けてくれたのは紛れもなく蘭なんだよ?蘭さえいなければとか言ってるけど蘭がいなかったら僕たちはここにいないんだよ!?なのに蘭のこと悪く言ったら最低だよ!?
自分らが言われたら悲しいでしょ!?なんでもっと考えて言葉をつかわないの!?』

って。…確かにその通りだった……あのときに出た言葉は怒り任せに出た言葉だった……。

俺らに光をくれたのも…過去を乗り越えられたのも…舞蝶のみんなに会えたのも…何もかも全部蘭のおかげだったんだって思い出させてくれた…」


そんな事が………

私は翠に抱きしめられながら海を見た


海「エヘヘッ…僕、蘭のこと好きだから悪く言われたらムカついちゃって!」


私の視線に気がついた海はそう言って照れくさそうに笑った


蘭「海っ…ありがとう…」