闇の中に咲くランの花 Ⅱ




ビシャ


杏奈「ヴッ…」


ドサッ


私は急いでお母さんに近寄った


蘭「お母さん!ねぇお母さん!!」


お腹から流れる赤い血。止まることなくどんどん流れていく。

止めなきゃっ、何かで抑えてっ!


疾風「フフッ君の苦痛に滲んだ顔…もっと僕のものにしたくなったよ……」


意味わかんない…コイツおかしいっ、狂ってるっ!


蘭「ねぇ!しっかりして!お母さん!」


杏奈「蘭…負けちゃ…ダメ…よ?…私…は…いつ…でも…………見て…る………か…ら…」


お母さんは静かに目を閉じた