闇の中に咲くランの花 Ⅱ





蘭「もしもし?俺だ…詐欺じゃねぇよ!蘭だよ!今、蝗龍の倉庫に白咲組と野崎組とその他、諸々(モロモロ)転がってるから来てくれ…救急車もよろしく」


プツッ

今かけたのは警察の司(ツカサ)だ…昔からお世話になっている警察官。

司以外の警察が来ると事情聴取やらなんやら、マスコミやらなんやらに捕まって面倒だからな。

さて、一件落着。さっさとお暇するとするか

そしてスマホをポケットにしまい、外へ出ようとすると


綾斗「待て!蘭!」

パシッ!


いきなり綾斗が私の名前を呼んで腕を掴んだ

え?なんで?フード取れてないじゃん。なんでわかったの?……感ってこともあるから…ここは薔薇姫になりきって…


蘭「私は薔薇姫だよ?蘭って誰のこと…?」


奏「でも電話で蘭って言ってたじゃん!」


あ?言ってたっけ?



…………あぁ、言ってたねぇ…ハァ自分がバカみたい…ホントっ……自分に呆れるわ…