私ト結婚…?





「え…?…えぇぇぇ?!!!!
そ、それが…、鈴翔の願い…?」



「……あぁ」





鈴翔の顔は真っ赤っか。


本当、なんだ。





「…でも、私はもうすぐ死ぬし…」



「わかってる。
でも、昔から本気で鈴華が好きなんだ」



「でも、鈴翔の家は財閥で、
私の家はお金のない家で…」



「そんなの関係ねぇ。
鈴華が好きなんだ。
返事はいつでもいいから、
でも、鈴華が死ぬ前に返事をくれ」





そう言って鈴翔はバーベキューをしている
蛍達の所に歩いて行った。