…恋すれば、何かが変わるのかな。 「鈴華はどうなんだよ。 好きなヤツとかいねぇの?」 私? 「私は、、恋とかよくわからないし。 それに、恋してもどうせ死ぬんだから 意味ないじゃん」 「……そうか」 「うん。 でも、もしさ、私に好きな人がいて、 その人と付き合って、 その年に私が死んだら…、 その人は泣くでしょ?辛いでしょ? もしかしたら、次の恋に踏み出せないかも しれないじゃん。 それなら好きな人がいても知らないふりして 1人で死ぬなぁ」