病気持ち少女とNo.1暴走族



「じゃあケーキ食べ終わったし僕達帰るね!」



「またな」



「明日も必ず来るからね」



「鈴華ちゃんまたね~♪」



「鈴華、入口まで見送ってくるから
脱走すんなよ。

あ、これ飲んどけ」



「はいはい」





鈴翔達が出て行って
私しかいなくなった病室。


そこで私はニヤリと口角を上げ
鈴翔から貰ったミルクティーを持って
窓から飛び降りた。



2階だから楽勝だね。