病気持ち少女とNo.1暴走族


「一緒に来てもらおうか?」



「欲求不満?」



「わかってるならついてこいよ。
全員、相手してくれるか?」



「全員はちょっとギリギリかなぁ」





健康だったらよかったんだけどね。
いや、よくないけど。





「じゃあ行こうか?」



「…そうね。気絶してしまえ」





男に掴まれた手首。

それを軽々振り払って男の腹を殴る。





「てっめっ…!!ぐぁっ!!」



「うっさいなぁ。

黙れよクズ野郎」