病気持ち少女とNo.1暴走族


本当の事を伝える…。


…嫌われるのは嫌だ。
鈴翔が本当の事を知って、
私を嫌いになったらどうしようって思うと
涙が溢れてくる。

だから見られないように
両腕で目元を隠す。





「だかっ、ら…、
こんな私が、生きてていいのかなって、
思ってっ…!

もし生きてたら、
私の気が済むまで、眠ってようって、
思ったのっ…」





合わせる顔がなくて、
あんなに傷つけたのに会ってもいいのか…、
話してもいいのか…、
……この世に、いていいのか…。





「…気が済んだから、
目を覚ましたのか?」



「う、ううん…。
みんなが、、鈴翔が、、
私を待っててくれてるって、知って…。
私は、全然気が済んでないっ…、
でも、早く、早く目を覚ませって、
みんなの声が聞こえてた…、
周りは真っ暗なのに、
その声だけが明るくて、
優しくて…、そしたら、
いつの間にか起きてて…」





起きた時、本当に目を覚ましてよかったのか
わからなかった。
でも、その後に鈴翔が来て
喜んでくれて、
起きてよかったって思えた。