薫と馨は俺の隣で モンブランをほうばってる。 俺は勿論ショートケーキ。 「りーとのショートケーキ頂戴!」 「馨も!!ちょーだい!」 「あー、はいはい」 ケーキの中で1番好きなショートケーキ、 3口しか食べれなかった。 「じゃあ、馨を預かってきちゃってるから。 お兄さんが迎えにしてくれてるみたいだし、 今日は私と幸一、一緒に帰るね」 「じゃあ、蛍ちゃん、僕達も帰ろうか」 「うん」