「ま、明日のためにきちんと眠って
力つけときなよ?」



「うん。ありがとう、お兄さん」



「おやすみ」



「…おやすみ」





私がいたら、

何か変わってくれるといいんだけど。


拳銃向けられるのは全て私で、
傷つくのも全て私になったらいいのに。



…そうだ、鈴翔にも言わないと…。





好きだって。


本当は、ずっと前から好きだったって。




生きてたら、言わせてね。