「一般人も警察も諦めてたその時!
1人の勇者が立ち向かったのです!」



「普通に喋りなよ」



「この方がなんか良くない??」



「なんか面倒くさい」





あとイライラする。





「ははっ。
その勇者は勿論鈴華ちゃんだよね。

今まで怖くて誰も立ち向かわなかったのに。
立ち向かってもどうせ負けて死ぬからね。

でも、鈴華ちゃんは勝ってきちんと生きてる。
解散までさせちゃったし」





そりゃあ、解散させないとまた
悪さするし。
氷龍に何かあったらどうしようか…。




「でも、もうすぐでその勇者は
死んでしまいます。
理由はお金がないからです…。

あの後、鈴華ちゃんを心配して
仕事帰りにお見舞いに
来てくれた運転手さんに

鈴華ちゃんがもうすぐ死んでしまう…。
理由はお金が無いから。

っと口をすべらせた僕が言うと、
お見舞いに来てくれたその日に
その動画と一緒にマスコミに渡した。

勿論、マスコミは素早く記事にするよね」