へ、へぇ…。

…神様、なんでことを…。





「だから、鈴華ちゃんが死ななければ将来は
もう決まってるって事♪

鈴翔と夫婦になってね♪」



「きょ、拒否権は…」



「勿論ナイ♪」





神様、恨むぞ。

そんなんなら、
悩まなくてもよかったんじゃ…。


いや、なおさら離れないと…。





「兄貴。
俺達帰るけど、彼女いる兄貴でも
鈴華に変なことしたら殴るからな」



「変なことなんてしないよ~。
蛍ちゃん、お姉さんに明日3時に俺の部屋って
言っといてね♪」



「わ、わかりました!」





……あぁ、そういう事ですか。

お兄さんの婚約者は蛍のお姉さんか。

それなら氷龍の姫になったのもわかるし。