「あの、これを受付に持っていってくださいませんか?」
と携帯を差し出したきた。
「通りすがりの人に頼まれたって言って。
今朝、三階のバスセンター通路のゴミ箱の陰で拾ったらしいと伝えてください」
「いいけど?」
「それと、玲さんが持ってきたことを言わないで欲しいと頼んでください。
自分が勝手に見てるかもとか思われたら嫌だからって。
あの人、玲さんの頼みなら、きっと聞いてくれますよね」
と茅野は笑顔で言う。
言われるがまま、携帯を預かりながら、怖い女だなーと玲は思っていた。
受付の女の子が僕に気があるのに気づいてたのか。
まああの子、僕が好きっていうより、女装している男が好きらしいんだが。
男だって言ってるのに、古島社長と付き合ってるんですか、とかよくわからないことを訊いてきて、兄弟なんだと言うと、何故か目を輝かせていた。
……女の子ってよくわからない。
と携帯を差し出したきた。
「通りすがりの人に頼まれたって言って。
今朝、三階のバスセンター通路のゴミ箱の陰で拾ったらしいと伝えてください」
「いいけど?」
「それと、玲さんが持ってきたことを言わないで欲しいと頼んでください。
自分が勝手に見てるかもとか思われたら嫌だからって。
あの人、玲さんの頼みなら、きっと聞いてくれますよね」
と茅野は笑顔で言う。
言われるがまま、携帯を預かりながら、怖い女だなーと玲は思っていた。
受付の女の子が僕に気があるのに気づいてたのか。
まああの子、僕が好きっていうより、女装している男が好きらしいんだが。
男だって言ってるのに、古島社長と付き合ってるんですか、とかよくわからないことを訊いてきて、兄弟なんだと言うと、何故か目を輝かせていた。
……女の子ってよくわからない。



