秀行さんが海外に居た頃買ったっていうオモチャの手錠なのに、頑丈だな、と偏見混じりに思って、手錠を見ると、メイド イン ジャパンと書いてあった。
オモチャなのに、無駄なまでに精巧な職人芸。
さすがだ、とよくわからない感心をしていたとき、その声が聞こえてきた。
「茅野っ、何処だっ」
穂積さんっ?
どうやら、家の周りを回って、声をかけているようだ。
「穂積さんっ、穂積さんっ、穂積さんっ」
と叫ぶと、気づいたようで、トイレの窓の外まで来てくれた。
「茅野っ。
大丈夫かっ?」
「ちょっと手錠で縛りつけられてるけど、大丈夫ですっ」
と叫び返すと、
「……いや、それ、全然大丈夫じゃないだろう」
と言われる。
「そこ、少し避けれるか?
窓を叩き割る」
と穂積が言う。
「えっ、無理ですっ」
「なんでだっ?」
オモチャなのに、無駄なまでに精巧な職人芸。
さすがだ、とよくわからない感心をしていたとき、その声が聞こえてきた。
「茅野っ、何処だっ」
穂積さんっ?
どうやら、家の周りを回って、声をかけているようだ。
「穂積さんっ、穂積さんっ、穂積さんっ」
と叫ぶと、気づいたようで、トイレの窓の外まで来てくれた。
「茅野っ。
大丈夫かっ?」
「ちょっと手錠で縛りつけられてるけど、大丈夫ですっ」
と叫び返すと、
「……いや、それ、全然大丈夫じゃないだろう」
と言われる。
「そこ、少し避けれるか?
窓を叩き割る」
と穂積が言う。
「えっ、無理ですっ」
「なんでだっ?」



