わたしの声が生まれた日

転校生はただでさえ目立つ。
そして昨日は数人とはいえあんな目立つことをした。
しかも中山君にあんなにキレちゃうなんて…。


あー、ダメ。さらに頭痛くなってきた。



「お母さん、ダメ、本当に頭痛い」


頭を押さえて俯くわたしにさすがにお母さんも仮病だと思えなくなったのか

「…わかった、学校に連絡しとく。お母さんもう仕事行くからおとなしく寝てるのよ」

と言って部屋を出ていった。



本当、わたしなんてことをしたんだろ…せっかく花音と仲良くなれて平穏な生活を送れるはずだったのに。


……………


………


…ん?




ちょっと待って…




わたし、もしかして重大なこと忘れてるんじゃ…