「…」

おぉ、イケメンすごい。
効果音すらキラキラ言ってる気がする。

そんなことがないのはわかっているけど。


「…から…」


「ん?」


彼は私の声が聞こえなかったらしく困ったように目尻を下げた。


それなら大声で言ってやんよ!!!


「ガキじゃないからあああああ」


腹から声を出すシャウト。

ウサギがヘタリと垂れた耳をおさえて目を瞑っている。



「もう18だし!!?R指定もクリアしたんだからね!!」