「ところで4人がここにいることを知っている人は他にいるのかい?」 用務員のオジさんが白い歯を見せて尋ねた。 「いいえ」 トモヤが首を横に振った。 ★ ★ ★ 数時間後、校舎の管理人室で頭に白髪が目立つ男が両手をついて頭を下げた。 「ありがとうございました」 「とんでもありません」 用務員のオジさんは恐縮した。