あの頃の想いをもう一度

隼人が私を嫌いでも、私は隼人が好きだと伝えたい。

傍にいてほしいと伝えたい。

また、三人で仲良く過ごしたいと伝えたい。

隼人の話をちゃんと聞きたい。

私の気持ちをちゃんと伝えたい。

それが出来るのは、今日の夜しかない。

「言いたいことまとめておかなくちゃ」

私は、屋上を出て教室へと向かった。

でも、まずは……。

遼河に気づかれずどうやって部屋を出るか。

「その作戦も考えないといけないか」

遼河は、私が寝たのを確認すると、部屋へと戻る。

「なら、今日は早く寝よう!」

そう意気込み、教室の扉を開けた。