あの頃の想いをもう一度

「後で私の部屋に来てくれないかな?お土産があるから」

「……はい…」

でも、逆らえなかった。

それから、言われたとおり部屋へと行き、変な手つきで体を触られた。

そんな日が何日か続いた日、ある事件が起きた。

私は、精神的にも大きな傷を抱え始めていた。

周りの男の人の視線や目が、私の体に突き刺さる感覚を覚えていた。

遼河や隼人の視線も、そう感じていた。

大好きな二人なのに、傍にいたくなかった。

そして、二人が遊びに来た時―――。

「ねぇ、これからはもう私の家に来ないで」

「え?」

「はっ?何言ってんの」

「ちょ、遼河!」

隼人は、私の目の前に座る。

「最近何かあったの?具合悪そうだけど」

「……別に」

私は、隼人から目を逸らす。

「そんなわけないだろ」

遼河は、私の隣に座る。

「何かあったら、話聞くぞ」

遼河が私の髪に触れようとした時。

「やめて!!! 」

私は、遼河を突き飛ばした。

「いたっ!」

「遼河?!」

隼人は、慌てて遼河に駆け寄る。