あの頃の想いをもう一度

それから暫くして――。

「できたー!」

私は目の前にある自信作の夕食のメニューを見る。

「上出来上出来!」

と、遼河に声をかけようとしたら。

「早かったな」

「り、遼河?!」

私のすぐ近くに遼河がいた。

それに驚き後ずさる。

「しゅ、宿題は?」

「とっくに終わってるよ…。それより早く食べよう、お腹減った」

「あ、うん」

私は、机の上にお皿を並べる。

「手伝うよ。てか、その前にお前着替えてこいよ」

「え?」

私は、キョトンとして遼河を見る。

「部屋に着替えあるの?」

「あるよ、男物だけど」

「そんなぁ!!」

ここまできてなんだけど、男物の服を着るのは流石に抵抗がある。

「大丈夫だよ。買いたてだし、袋に入ってるから、誰も触ってない」

「そ、そうなんだ」

そこは徹底的してるのか。

さすが遼河…。

ある意味尊敬するよ。

「それじゃぁ、着替えてくるよ」

「あぁ」

私は、部屋に戻り入口の近くに置いてあった袋を手に取る。

「これかな?」

私は、一枚Tシャツを取り出して驚く。

「こ、これは…」

なんか、でかくない?

男物の服って、こんなに大きいの?

とりあえず制服を脱いで、Tシャツを来てみる。

予想通り、Tシャツの丈は私の腰よりしたに来ていた。

「これ、ズボン履かなくていいやつじゃん!」

流石に履くけども!