あの頃の想いをもう一度

「それじゃぁ、私は帰るね」

先生は、あくびをしながら玄関へと向かう。

「ありがとうございました」

遼河は、頭を下げて先生を見送った。

「それじゃぁ、僕も帰るよ」

「あぁ、色々とごめんな」

「いや、僕も言いすぎた」

僕は、皐月の様子をみたあと、遼河に向き直る。

「また明日来るよ」

それだけいい、僕は部屋から出て行った。