□□□
結局それを購入して、わたしたちは屋敷に戻った。
「どう?せ、説得できた??」
不安で仕方ない大国主が、いそいそと聞いてきた。
……忘れてた。
めんどくさいから、嘘八百を並べ立てることにした。
「あー、うん。言うには言った」
「で?で??」
「ま、無理じゃない?」
「え、」
呆然と口を開ける。わあマヌケ。
「…好きな人がいるんだって。国を明け渡すよう説得するまで、帰ってくるなって言われてるみたいだから、何としてでも帰りたいんでしょ」
「え、えー…そんなぁ……」
泣きそうな顔で、うるうると可愛くもないおっさんがもだえた。長い間美少年を見てきたから、すごく落差を感じた。
「女ひとりのために頑張る男より、家族と国を守るために頑張る私の方が責任は重いから!だ、大丈夫!きっと!」
自分に言い聞かせるのを無視して、わたしのために用意されている部屋に向かう。
気を使ってるのか普通の童女より5倍くらい広い部屋。
いつも洞穴とかで暮らしてるわたしは持て余し、ていうか広すぎて寝れなくて、押し入れで寝てる。
とりあえず着物を脱いで、いつもの童女の制服に着替えた。
着物を丁寧に広げてみる。
「……」
こんなの、着てたのか。
結局それを購入して、わたしたちは屋敷に戻った。
「どう?せ、説得できた??」
不安で仕方ない大国主が、いそいそと聞いてきた。
……忘れてた。
めんどくさいから、嘘八百を並べ立てることにした。
「あー、うん。言うには言った」
「で?で??」
「ま、無理じゃない?」
「え、」
呆然と口を開ける。わあマヌケ。
「…好きな人がいるんだって。国を明け渡すよう説得するまで、帰ってくるなって言われてるみたいだから、何としてでも帰りたいんでしょ」
「え、えー…そんなぁ……」
泣きそうな顔で、うるうると可愛くもないおっさんがもだえた。長い間美少年を見てきたから、すごく落差を感じた。
「女ひとりのために頑張る男より、家族と国を守るために頑張る私の方が責任は重いから!だ、大丈夫!きっと!」
自分に言い聞かせるのを無視して、わたしのために用意されている部屋に向かう。
気を使ってるのか普通の童女より5倍くらい広い部屋。
いつも洞穴とかで暮らしてるわたしは持て余し、ていうか広すぎて寝れなくて、押し入れで寝てる。
とりあえず着物を脱いで、いつもの童女の制服に着替えた。
着物を丁寧に広げてみる。
「……」
こんなの、着てたのか。



