これから、わたしは太陽を食べます





“何してんの?”



脳に、否、角に。

直接言葉が響いてきて、瞠目する。

振り返ればあの子鬼が、無表情で私に素戔鳴尊の伝言を伝えていた。

いつまでも応対しないから、素戔鳴尊は焦れったくなって、一方的に伝え始めたのか。


“任務を忘れて、遊び呆けて。これだから嫌なんだよ、知能の低い鬼は”


(じゃあ、お前がやればいいじゃないか……)


“そうだな、そうすればよかった。まさかお前のような薄汚ぇ鬼如きが、天津神に恋するなんて想像できなかったもんな”


(一一は?何言ってるの?)


“お前こそ何いってんの?好きなんだろ?その甘ったれたガキが”



「何言って……っ」



思わず言葉にして反抗してしまった。

ぎょっとした天稚彦。しまった…。

「あ、その……」

「そうだよねぇ、ごめんね。やっぱり一一紺色に黒はおかしいよねぇ」

「あ……はい、そうですよ…」


なにやら違うことと解釈したらしい、ごめんねと逆に謝られた。