凍てつく風に晒されたコンクリートの街は

           捨てられた愛とどこか似ていて切なくなる

      
            『ずっとココに居られたらいいのにね』

      
           君はそう言って微笑むけど季節は迫ってる

           春が僕らを捕まえようと追いかけて来てる


               『もっと遠くへ逃げよう』



           誰にも運命さえも届かない最果ての地へ