麻琴「とにかく!着替えるからリビングで待ってて!」


春兎「えぇー……わかったよ…」


パタン


渋々って感じ…今日は学校じゃないから制服じゃないんだよね…面倒いな服選ぶの……………まぁ選ぶほどの服もないけどね!…ジャージでいっか!

ウィッグ…暑いからとっちゃお!カラコンもよくズレるから外しちゃお!久しぶりに自分!って格好したな…


そしてウィッグとカラコンをしまおうとすると、ジャージを出したところに何かが落ちていた


拾ってみるとそれはネックレスだった。

あれ?このネックレスって…私の?可愛いな…でも懐かしい感じがする…

透明の丸いガラス玉の中にオレンジの蘭の花が入っているデザイン


麻琴「でも、どこから出てきたんだ?」


ズキンッ


麻琴「痛っ!」


なに?また頭痛?じゃあこれは私の記憶に関するもの?

しばらく頭を抑えて蹲っていた


麻琴「ふぅー」


治まった治まった…早くいって準備するか………って!10時過ぎてんじゃん!

まぁまだ来ないよね…来てても春兎とは仲良くやってくれると思うし……