桜の花びら、舞い降りた


ねえ、圭吾さん。
どれほど時を重ねても、変わらない想いってあるんだね。
それを圭吾さんが教えてくれたよ。

五十二年という時を経て私の元にやってきたこの手帳が、私たちふたりをまた巡り会わせてくれた。

私はやっぱり美由紀さんの生まれ変わりなのかもしれない。
今は、それでよかったって素直に思える。

私たちは違う時代に生きていても、お互いを想い合っていたと思ってもいいのかな。
運命なんて使い古された言葉で片付けたくない。
それよりももっと強い力があったんだって、私は信じてる。

圭吾さんに出会えたこと、私は絶対に忘れない。

この想いは時を越えて永遠に……。



ーfinー