ぐいっと一気に水を飲むとコップを置いた。 「そっか、行ってみる。」 和室はリビングから近い。というか隣だ。 「伊織ー。」 襖を開けると、伊織と恋、それに遊、と勢揃いだ。 「あ、来たきた。丁度呼びに行こうと思ったんだよね。あ、はい。できたよ恋。」 「ありがとー!いおりん!」 嬉しそうにくるっと回ってからリビングへとかけていった。 遊と伊織は既に終わっていたので残るは杏也だけとなった。