私は、


「嫌じゃなかったです!

私、先輩に好きだって言いました!
だから、先輩が謝る事じゃないんです!」


先輩と視線が絡み合う


身長差はある


見上げる私と見下ろす先輩


先輩は一呼吸置いて言った


「雪、俺の恋人になってくれ」


「はい」


私の答えは決まっていた


好きな先輩と恋人になれる


なのに何で、鳳君が出てきたの…