【完】七瀬先輩と秘密の恋におちて




夏目先生とのことなら誰にも口外しないって言ってるのに。



それに、慣れてるのか知らないけどよくこんな台詞を躊躇なく言えるわけ。


そんな心の声も消えいって悪態をつくわたしへ、廊下から女の子達の話し声が突然、跳んできた。



「いやーーっ!マジでムカつくって!スミ爺っ!」


「ほんとだよっ!携帯没収した挙げ句、説教だもんねっ、短足おやじめっ!」



生物の田中先生への怒りを露にしたその話し声は次第に大きくなって、わたしと七瀬先輩へ近づいてくる。


いや、やばいって、緊急事態っ……。