【完】七瀬先輩と秘密の恋におちて




冗談なのか七瀬先輩には普通のことなのか知らないけど、夏目先生がもしこんなことをしてるって知ったらいい気はしないと思いますが……。



「だいたい、アナタには夏目先生という人がありながら、おかしいじゃないですかっ!」



軽いだかなんだか知りませんけどっ……。


浮気とか遊びといったらわたしではその対象には当てはまらなくて、大袈裟かもしれないけど、言ってることは間違ってないと思ってる。



「こんなんで、秋帆はガタガタ言わないよ?」



夏目先生を名前で呼ぶ七瀬先輩はわたしの頬に触れた手を離すと、皮肉な笑みをフッと浮かべる。



その、急かすように目で答えを求めてくる。



「確かに……夏目先生は大人なわけですし。けど、わたしは、アナタにこんなことされても……っ、嬉しく……」


「お前に触れたいと思ったから、触れただけだ」



ーーー突如わたしの文句は遮断されてしまった。