悪態ついたみたいにそう言い放つけれど納得なんて出来ないわたしは、さらに食い下がる。
「じゃ、じゃあ!保健室で夏目先生が叫んでたのは……理由にならない、どうしても好きなのって。諦めきれないって……!」
「それは秋帆の好きな男の話だ」
「はい……?」
だから、アナタじゃないと言うのなら他に誰がいるって言うんですか?
さっきまで緩んだ涙腺がひいていって代わりに口からはいつになく文句炸裂だった。
「お前、秋帆が本気でオレと付き合ってると思ってんの?」
「へ……?」
食い入るように七瀬先輩を見上げると心底呆れた顔つきで息を吐いた。



