【完】七瀬先輩と秘密の恋におちて




何を言ってるのか理解が出来なくて、人って驚きすぎると言葉を失うんだと思った。



「わたしのこと……?」


「寝てるのがお前ってわかってて言ったんだよ。ソレを秋帆がダメだとかうるせぇから、勝手に顔だけ見てやろうと思っただけだよ」



あの時、突然ベッドのカーテンが開かれたことを思い出す。


信じられないわたしは反論するしかなかった。



「な、夏目先生だって、“これ以上苦しめないで”って言ってました……!」


「お前のことな?オレが話せば、八重があの日のこと思い出して困るんじゃねぇかって。わざわざ苦しめんなって。家でも怒ってたんだ、アイツ」