【完】七瀬先輩と秘密の恋におちて




「お前、何してんだよ?竹川は一緒じゃねぇのか?」



なんで、一人なんだって声が不機嫌に聞こえる。



「どうして、何も言ってくれなかったんですか……?」



縮まる距離に鼓動は加速を増して、頬が熱いのはきっと、七瀬先輩を視界に映したからだった。



「は?いきなりなんだよ?」


「どうして、火事だなんて……っ、なんで、言ってくれなかったんですか……」



七瀬先輩の眉が微かに動いてわたしを見つめる。