七瀬先輩のことをとてもよく知ってる口ぶりだ。
本当にそれは教師というよりも、もっと違う意味で、深く、心底知っているような。
「……知ってます。七瀬先輩は……っ、優しい人だから」
「それ、昴に言ってあげて?きっと喜ぶと思うから」
「でも、七瀬先輩、どこにも見つからなくて……」
もしかしたら、もうこのまま会えないのかもしれない。
そんな不安が波のように押し寄せる。
「ああ、それは私がコキ使ってたからよ?車まで荷物を運ぶのを手伝ってもらってたところだったの」
ふふっと、イタズラに目を細めた。
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